[過去掲示板投稿] 2003年度 ◆気まぐれ競技参戦記:パブリック選手権 予選

気まぐれ競技参戦記

[過去掲示板投稿] 2003年度 ◆気まぐれ競技参戦記:パ選予選

3066 投稿者:golftat 投稿日時:2003/ 5/14 0:27 3064 気ま競:パ選予選1:雪辱

 

第2戦目は、おなじみのパブ戦。
http://www.golfscape.com/pgs/pub_ama.html
<引用>
全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権競技<男子部門>

パブリックアマチュアゴルフ選手権競技は、アマチュアゴルファーにとってはトップアマへの登竜門であり、だれでも参加することのできる檜舞台である。
毎年3月1日から、全国の(社)日本パブリックゴルフ場事業協会加盟コースでエントリーが開始され、4月から予選が始まる。つづく地区決勝大会、そして6月末最終戦の全日本選手権と、熱戦が繰り広げられ、アマチュアゴルファーの話題を独占する。

<引用終わり>

ということなのである。

1昨年は、3打足りず、予選落ち。

昨年は、台風のような天候のなか、前半38で折り返し、200人中トップ。(この日ベストハーフ)

後半は、さらにひどくなった天候に負け、パーが一つも取れず、47を打ち、 またもや3打差で予選落ち。

https://kimagurekyougigolf.com/tournamentgolf-9 ‎

 

私は、今年も森林から出場する。はっきり言って、もっと通過しやすいコースを私は知っている。しかし、ここは、私がシングルHCを取ったコース。過去に全国戦、昨年は中部決勝を行った名門コースでもある。やはり、参加するならここしかない。

コースの特徴としては、愛知県で3番目に古いコースだけあって、昔のレイアウト。 フェアウェイは広く、コウライ砲台の2グリーン、距離は3年ほど前から、6800Yの設定になった。(全長は6950Y)

フェアウェイと安全地帯の幅は、50Yはあるのだが、左右は、ほとんど全てOB。特にパ戦の行われる西コースは、フェアウェイは広いものの、行き過ぎれば右は全てOBである。

昨年までは、1番、9番を3Wで刻んでいた。右か怖かったからである。

距離が7000Yから、6800Yの設定に変わってから、カットラインが81から78になった。

刻んでボギーにするゆとりはもう無い。

今年は、刻まない。

理事長杯では、未完成だったが、今度こそ右の恐怖を克服し、最後まで攻め抜いてみせる。

3130 投稿者:golftat 投稿日時:2003/ 5/29 0:27 3128 気ま競:パ選予選2:緑の塗料

<前回の続き:
昨年の無念を晴らすべく、ことしも森林公園からパブ選手権予選に挑戦したTATだったが・・・>

森林は予選が2日あり、両日それぞれ上位10%が本選出場となる。私が参加した木曜日は好天に恵まれた。カットは昨日と同じ79前後になるだろう。

今年は、アウト1番からのスタート。

出足の3ホールできわどいパットを立て続けに決め、調子に乗ったかに思えた。

4番215Yパー3。
ティーショットは、このホールの定石通りサブグリーンの奥に外し、チップはややショート。下り15mのスライスライン。

なぜかこれまでのグリーンと転がりが全く違った。3mショートして3パットのダボ。

この時期は、まだ芝が伸びきっていない。ホールによって、生育状況にばらつきがある。しかし、グリーン面は、塗料で緑に塗られているので同じように見える。これが、プレーヤーを惑わすのだ。

芝の状態はホールごとに全く違う。つまり、パットの転がりはグリーンごとにかなり異なるということだ。

天候がよい今日は、このあたりが勝負の分かれ目になるかもしれない。

(この調子だと、本選のレスは何時になるのよ? パ選予選3:右の恐怖克服
に続きます)

3131 投稿者:golftat 投稿日時:2003/ 5/30 0:11 3130 気ま競:パ選予選3:右の恐怖克服!

4番まで3オーバー。

5番、6番といいウエッジショットを決め、パー。ずーとディスタンス系のボールを使用してきた私は、ウレタンが苦手だった。ショートアイアンが低く出すぎてしまうからである。そこへいくと、今回シーズンから使用しているV1Xはウレタンとしては、カバーも固めで違和感がない。V1X,ウエッジもいいじゃないか。

46.5インチ超尺ドライバーもだんだん長さに慣れてきてシンに近いところに当たるようになってきた。

7番395Yパー4。右側はずーと林がせり出す。
迷わずドライバーでフルスイング。最後にややフェードしたが、久しぶりに完璧に近い当たり。ややアゲインスト、ほとんどフラットなホール、2日前に雨で濡れたフェアウェイという条件で、同伴競技者を50Y以上引き離し、残り100Yまで飛んだ。
右トラブルのホールでこれだけ振れれば・・・

9番ホールは、たらたら上りの385Yパー4。ここは、もっとも苦手とするホールの一つで、右は池、右サイドは右傾斜しているので、幅は60Y近くあるももの、ホールの右1/4は使えない。
さらに厄介なのは、テーグランドが、右を向いていて、フェアウェイセンターを狙うには、30度くらい左を狙う感じになることだ。

しかし、フェアウェイの幅は50Y以上ある。スタントとアドレスを正確に取れる上級者ならこれだけの幅があれば難なくフェアウェイをキープできるのだが。

私は、今までは、右を恐れてフェアウェイウッドで刻んでいた。それでもミスするので、セカンドは160Yくらい残すことが多かった。

今回は、迷わず、ドライバーをフルスイング。

ここでも心配した右へのプッシュは出なかった。残り100Y。アイアンを引っ掛け、ボギーにしてしまったが、やはり、ドライバーを使うと残り距離が全く違う。

これで、前半は41。西コースはアウトの方が難しいので、79を出すためにはなんとか40にしたかったところだ。

しかし、今日はきわどいパットをことごとく決めている。ロングドライブとパーパットが噛み合えば・・・

golftat 投稿日時:2003/ 5/31 0:50 3131 気ま競:パ選予選4:均衡

これで、前半は5オーバーの41。

森林西コースは、これから回るインのほうが易しいが、16番と18番は難しい。ボギーで御の字だ。

ということは前半5オーバーだから、79の7オーバーでまとめるためには、15番までパーを続ける必要がある。

10番385Yパー4。
9番アイアン、手前に外し、チップで寄せてパー。

11番200Yパー3。
#7ウッドで、グリーン左奥にオン。なんとか2パットで決めてパー。

12番345Y打ち下ろしパー4。
V1Xは矢のように飛び、ややドローで、フェアウェイ右のいい傾斜を捕らえた。セカンドはなんと残り45ヤード打ち上げ。Aのピッチエンドロールで乗せて簡単に2パットのパー。

幅の広いコース、この時期のラフが伸びていないコンディションでは、ネオ超尺システムの効果は絶大だ。

13番505Y パー5。
残り210Yから#5ウッドで、グリーン5Y手前へ。絶好のバーディチャンス。ここで1打返せれば、70台がぐっと現実味を帯びて来る。

しかし、8番Iのチップは、5Yもショートしてしまった。

13番パー。

8番Iのチップ、これは、「戦略ショット」として冬の間 部屋で毎日練習してきたショット。毎日普通に出来ていることが実戦で出来ないのは非常に悔しい。

14番180Y パー3
6番で、右手前に。再び8番Iのチップ。 これまた4Yショート。練習では十分マスターしたつもりだったが・・・
まだ難しい16番、18番をひかえたここでボギーにするのは致命的だ。

4Y上りのパット。前の組のパットを見ていた私は、このラインは、左に切れるように見えるが、それほど切れないことがわかっていた。

カップ付近は急な上りになっている。ショートさせないことだけを考え、カップの右内側を50cm抜けるように打った。

思った以上に切れなかったが、ボールはカップ右側から回り込み、カランとカップに沈んだ。思わずガッツポーズが出た。

14番パー。

15番360Y パー4
ドライブが絶好調だ。46.5インチのエアロテックが唸り、8.5度ロフトR580は乾いた悲鳴を上げる。

残り60ヤード。芝は薄く、2日前の雨で地面はぬかるんでいる。

バンスの薄いロブウエッジでフルショットするか、バンスの厚いサンドウエッジで被せて打つか迷った。

サンドのスリークォータを選択した。バックスイングで、ボールの位置にわずかに違和感を感じた。

3138 投稿者:golftat 投稿日時:2003/ 6/ 1 23:53 3135 気ま競:パ選予選5:プレッシャー

15番360Y パー4。残り60ヤード。芝が薄く、ぬかるんでいたので、サンドで被せて打った。

ヘッドが抜けず、引っ掛けた。

12m、下りスライスライン。距離を合わせたつもりが2mオーバー。

またもや、大ピンチ!!

これを入れれば、計画通り15番まで5オーバーだが、これを外すと70台は絶望だ



この苦しいパットを前に、なぜか私は、テニスボーイだったころ本で読んだ「プレッシャーの扱い方」を思い出していた。

プレッシャーとは、プレイヤー自身が作り出すもので、外部から何らかの妨害が加えられるわけではない。にもかかわらず、プレイヤーが大事なポイントで、金縛りにあってしまうのは、技術的ではなく、心理的なテクニックに問題がある・・・

結果を気にすると、とたんにプレッシャーに飲み込まれる。なぜならば、結果はプレイヤーのコントロールできる範囲の外にあるからだ。プレイヤーができる事は、自分がコントロールできるもの=自分の心をコントロールし、普段どうりのプレイをする事だけ。



私は、このパットが入れば、予選通過、外せば予選落ちと思い込んでいた。

しかし、外して80でも通過できるかもしれない。逆に入れて79でも、予選通過できないかもしれない。

つまり、通過/予選落ちは私のコントロールできる範囲外のことなのだ。これを気にして、このパットにプレッシャーを感じるのは馬鹿げている。

そう考えると、気持ちがスーと楽になった。

私にできるのは、目の前のボールを転がすことだけ。

幸い今日はラインが良く見えており、その上に正確に打ち出せている。

2mややフックラインやや上り。

カップ右内側にボールを打ち出してやれば・・・

カップのど真ん中に落ち、カランと大きな音を立てた。今まで聞いた一番大きなカップインの音だった。

3155 投稿者:golftat 投稿日時:2003/ 6/ 4 23:26 3138 気ま競:パ選予選6:あれっ手が

ここまで後半は、ことごとくプレシャーパットを決め、10番から15番まで全てパー。
計画通り5オーバーで16番までやってきた。79で収めるにはあと2つボギーを打てる。難しいここ16番と18番をボギーで乗り切れば・・・予選通過が見えてきた。

16番415Y 上って上りのパー4。セカンドは打ち上げのブラインド、グリーン右は絶壁バンカー、奥はOB。難関ホールの一つだ。

残り150Yつま先下がり。6番Iで打ったショットはスライスし、右の絶壁バンカーへ。グリーン面が身長より高いほどだが、前上がりにボールが止まって助かった。しかし出しただけ。

エッジから15mをパターで寄せる。

残り2mのまたもやプレッシャーパット。

英米のゴルフ解説者は、勝負どころの1・5-2mのパットを「testy」と呼ぶが、実に上手い表現と思う。ただし、techniqueでなく、nurveのテストなのだが。

前のホール15番と同じ長さ、同じライン。これはやや下りだから、ラインに乗せれば先ほどと同じ快いカップインの音が聞けるだろう。

15番のパットですっかり自身をつけた私は、このパットも必ず沈められる自信にあふれており、むしろ testy なパットに挑戦できる喜びさえ感じていた。

ボールからカップまでラインは完全に見えていた。

コツン。ボールは完璧に想定したラインに乗った。

上半身は終始安定し、目線だけがボールを追う。

あれっ、手が出て行ってない?

ボールは想定したライン上で、カップの20cm手前に止まった。

唖然とした。

今日、初めてパットをショートした。

16番ここまで来て致命的なダブルボギー。これで一気に7オーバー。

もうボギーは打てない。

(残り2ホール、息詰まる展開の結末は?
気まぐれ競技参戦記:パブリック編:パ選予選7:万能ドリル
に続きます)

3158 投稿者:golftat 投稿日時:2003/ 6/ 5 23:55 3155 気ま競:パ選予選7:万能ドリル

16番ここまで来て致命的なダブルボギー。これで一気に7オーバー。もうボギーは打てない。

17番530Yパ-5。
ホール右側はOBが続く。
グリーンの左はヘルバンカー。

セカンドショット、#5ウッドで、グリーン手前のヘルバンカーに届かない位置を狙うも、右に出て、危うくOB。運良く傾斜の途中で止まった。この時点では運良くと思えたものの・・・

残り50Y。ライ見た私は頭を抱えた。

キツイつま先下がり左足上がり。

普通に構えると、グリップが左膝に当たってしまい、ヘッドがボールに届かない。

経験のあるゴルファーならこのライは、非常に左に飛びやすいことを知っている。

そしてグリーン左にはヘルバンカー。ここに入れたらグリーンへ向かっては打てない。右利きの場合、左へ -- グリーン奥の斜面へ。次の寄せは超左足下がりから下りグリーンへ・・・次は・・・

そしてまた、経験のあるゴルファーならこのライは、非常に”S word” – ゴルファーが口にするのさえ忌み嫌うショットが出やすいことも知っている。

球が右に出たら、2m先はOBだ。そして同じ場所から打ち直し・・・

つまりこの50Yのハーフウエッジは左に行かせないように右に逃がし気味に、かつ、絶対にシャンクが出ないような打ち方をしなければならない。

かつて私は、このような状況では、オープンスタンスで球を極端に右に置いて、上から突付くように打っていた。いろんなミスが出た。

究極レに参加するようになり、万能ドリルを定期練習に取り入れるようになった。

このドリルで私は、ヘソから下が余計な動きをしなければ、ヘッドがアドレスの位置に戻ってくるということを学んだ。

左足一本で立つと下半身は余計な動きができないから(すると倒れる(笑)、上体は常に

私のコトバだと、「フレームオンの状態」

KIDさん流に言えば「重いインパクト」ができるポジション

に保たれるのだ。

私は左足にほとんどの体重を掛け、なお且つバックスイングで絶対に右に体重が移動しないよう、右足を後ろに抜き、かかとを浮かした。

ヘッドがボールに届くまで膝から下を垂直に保つスクワットのフォームで膝を曲げた。

このヘソの位置をスイング中保てれば、ボールにヘッドをカチっと当てることができる。

打った。

RAC52度のリーディングエッジはボールの赤道下に正確に入り、ボールは狙い通りの方向にやや低く出た。

昨年からの宿題事項の一つ、後半でスコアが崩れること。原因は体力不足。

冬の間、少しだが、ウエイトを続け、週3回走った。

成果が出た。土壇場17番ホールでの左足を深く曲げての1本足ショット、姿勢が崩れなかった。

なんとか2パットで治めてパー。

そして、予選通過予想スコア 7オーバーで、最難関の18番にやってきた。

3160 投稿者:golftat 投稿日時:2003/ 6/ 7 1:11 3158 気ま競:パ選予選8:要塞グリーン

17番、なんとか2パットで治めてパー。

そして、予選通過予想スコア 7オーバーで、最難関の18番にやってきた。

西18番は森林公園の最難関ホール。

465ヤード。パー4。 今日は冬風、左からのゆるいアゲインスト。

フェアウェイは、220Yくらいから下っているので、テーショットの距離は出るのだが、グリーンへのショットがタフだ。

残り200Y前後、左足下がりから、傾斜のきつい固い砲台グリーンへの打ち上げ。

グリーン右はカート道、右に跳ねればOB。

左は崖。フックしたボールは、芝の生えそろっていないこの時期、崖下のOBまで転がって行くだろう。

グリーン奥は安全バンカーがあるものも、ここから打ったボールは下り傾斜に落ちるため、グリーンにはまず止まらない。

それではと手前に止めると、グリーンの5yくらい手前から急な上り傾斜になっているので、転がり落ち、戻ってくる。

手前30-40Yからのピッチショットは、急な打ち上げ、ピンの頭は見えるが、ピンに寄ったかどころが、グリーンに乗ったかどうかもわからない。

地元のシングルは、ショットを左右にぶらさないよう、且つ、グリーンに直接乗せるとはねてオーバーしてしまうため、グリーン手前の傾斜を狙って打ち、転がり落ちてこないことを祈る。夏風なら、ミドルアイアンで打てることもあるが、冬風のときは、ボギーで御の字だ。

・・・

テーショットは右の斜面に当たり、うまくフェアウェイまで転がり落ちてきた。

残り180Y。左足下がり、左からのアゲインスト。

ここで、選択肢は、2つある。

@ 5Iで、手前40Yに刻み、ボギーで逃げる。

@ フェアウェイでグリーンに止まる球を打つ。

今日の小技の調子なら、ボギーには出来そうだ。

しかし、これでは、スコアは80。

今日のコンデションから行って、予選通過スコアの確率は、78が40%、 79が40%、80が20%くらいだろう。

刻んで80にしても、予選通過する確率は20%か。

今日は、18番のテーショットまで、昨年の宿題事項である、右OBの克服、体力強化 ・・・ 冬トレの全てを出し切って攻めきる というプラン通りのゴルフが出来ている。

もうゴルフを止めようと思った笹戸での屈辱的な敗退から、半年、ここで逃げては、何のために・・・

実はこのショットのため、今日は4本のウッドをバッグに入れてきた。3本のフェアウェイは、7日前に日本に入荷したばかりのV-Steel。

この左足下がり、スリークォー5Wでは、球が浮ききらず、無理に届かせればグリーンに止まらないだろう。

私は、ロフト21度の7番ウッドを選択、冬の間練習してきた「戦略ショット」の一つである「ウッドのローボール」を打つことにした。

クラブを1インチ短く持ち、左足にやや多く体重を掛けた。

ここでのウッドのミスは、スライスも、引っ掛けも即OBだ。フルターンでしかも正確なインパクトを・・・

バックスイング、左肩が右足内側まで回った。このショットは、ボールの右手前を狙って、打ち下ろす。下から2本目のスコアリングラインで、ボールの赤道を叩くのだ・・・

カンッ。

左足の内側で体が回った。ヘッドはスイングレールを走り抜け、体の右側まで巻き戻る。

ボールは3番ウッドの高さで飛び出した。

3164 投稿者:golftat 投稿日時:2003/ 6/ 8 23:41 3160 気ま競:パ選予選9:要塞陥落

ボールは3番ウッドの高さで飛び出した。

打った瞬間届くと思った。ボールは100Y飛んでから浮き上がった。一瞬オーバーしたかと思った。

ティーインググランドやフェアウェイでは感じないが、18番グリーンは高い場所にあり、回りに遮る山や木がないため、いつも強い風が吹き抜けている。

グリーンセンタ方向に飛んだボールは左からの風に煽られ、やや右にドリフトし、グリーン右に柔らかく着地した。

まずは、ギャンブル成功。

ピンまで13m。

フェアウェイ2m、エプロン1m、グリーン端からピンまで10m。

ここで、考えられるショットは、

パターで転がす、
ウエッジでグリーン面まで打つ、
8番のチップでエプロンに落とし、グリーンエッジを「跨ぐ」

の3種類があったが、ボールに近づく前から、私の選択は決まっていた。

勝っても、負けてもいい、冬の間、練習してきたショットを使おう。

13番では、絶好のバーディチャンスを潰し、14番では、4mのパーパットを残すピンチを招いたショット。

今度こそ成功させる。

8Iのチップ。リーディングエッジを赤道のやや下に入れる。

カツン。

右ひじが真下に来るまで、アゴを残した。

ボールは、エプロンでワンバウンドし、カップを目指して転がった。

そして、カップ右端をかすめ、カップの20cm向こうに止まった。



ついに私は、最難関の18番を攻め落とし、計画通り79で回ることができたのだ。

このスコアで、予選通過かどうかわからないが、冬のトレーニング、道具の調整、小技の練習、スイングの調整は、間違っていなかった。

復活した飛距離と、右の恐怖の克服。
苦手の1番、9番でロングドライブを放った。これからは、これらのホールのセカンド、8番以下のアイアンで打てるだろう。
私は、この森林で年間3試合に出場する。スコア以上に、苦手ホールを克服した意義は大きい。

体力不足も克服、後半でスイングがぶれることもなかった。パットが最後まで安定していたのもランの成果だ。

ドライバーの安定、ショートアイアンの精度・・・課題は山済みだが、この調子で進むだけだ。

今年はいける!!

(予選カットは、79で、約150人中11位タイで、予選通過となりました。)

<< ついにパブ選手権予選突破を果たしたTAT!! 次は、富山の小杉GCで、中部本選だ!! そこではどんなコース、強豪選手たちが待っているのか?!

気まぐれ競技参戦記;パブリック編 :パ選本選

に続きます。

が、その前に、クラブ編:理事長杯決勝です(笑)

◆◆◆ 今回の戦訓イロハかるた ◆◆◆

@ スタートの ショートパットで 波に乗り

@ 右オービー 肩をしっかり まわしこみ


人気ブログランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました