の予告通り、【新世代弾道論】 始めます。
で、 開始にあたり、まずはベンチマークということで、世間の最先端を見てみると、
やはり、ビッグデータを抑えているところが最先端だ。 それは言うまでもなく、
Trackman. ツアープロの顧客は350人。PGAのシード選手は100%導入済だ。
Trackmanは、現状で5億ショット以上の詳細データを持っている。 別の機会に紹介するが、フィールドのMy Trackmanからの収集だけでなく、Trackman Combine Testという、標準化されたショットのテストパターンを推奨しており、これは、米国大学のゴルフ部の、トライアウトの足切りテストになるほど普及している。ってことは、アメリカの若手プロは、高校生の頃からコーチと一緒に、Trackmanのデータを見て、一喜一憂しているわけだ。
このように、Trackmanは急速に、量的にも質的にもビッグデータを充実させている。
こうして集めたデータを活用したのが、AIのTraicyで、ショット毎に、改善ポイントを教えてくれる。裏のビッグデータと照合して、最適値との違いをスコア化して、指摘してくれるわけだ。今のところは、「what」は教えるけど、「how」は教えてません。ということになっている。つまり、「FaceAngleが あと1°クローズになると、より良いショットになります。」と教えてくれるわけだが、どうクローズにするかは、教えてくれない。ここは、コーチと相談してねということだ。
但し、Traicyが、「how」を語りだすのは、時間の問題だろう。
可憐なアシスタントが、牙を剥いたその時、レッスンプロは、何ができるのだろうか。
アメリカの高校生は15-16歳からこんなData-drivenな環境で、競い、勝ち上がり、カレッジ・プロの世界に出てくる。「打ち方は教えない」なんて言っているどこかの国はどうなっちゃんだろう。
私のPCにも、Trackman Performance Studio(TPS)をインストールしたので、
これで私も、Traicyに会える。前回のsessionのデータを TPSで読めるかわからないが、インポート出来たらTraicyによるアドバイスや、その評価も別の機会に紹介したい。
Traicyは、現状のビッグデータ中の最適値、つまり、現在のPGAプロのデータに、合わせ込むと思うので、
これを超える効率を実現するのが、私の新世代弾道論の目標である。
今後の連載で、
- 現在のPGAプロのデータに、合わせ込むメソッド
- Golftatの新世代弾道論
を順次解明して行きます。 はたして結果は?
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