前回
: ㊙Fitting テクノロジーで新エースドライバーを設計せよ!(2)
の続きです。
【新世代弾道論】 ですが、私自身のプロジェクトの進行を実践編として掲載します。
Youtubeとここで解説編も展開していますが、私自身来年の競技復帰に向けてのスケジュールがありますので、実践編のほうが先行します。ですので、相変わらず難解と思いますが、解説編にご期待ください。
<前回の設定パラメタ>
クラブのSPEC&Configuration
- ヘッド: PING G400 MAX 9° => 8° 設定、錘、ビス外して190g
- シャフト: Aerotec 先2インチ切り XX相当
- 長さ 47 inch
スイングのパラメタ
- ボール位置 Low point 左 18 cm
- ティー高さ 6cm
Lanch Condition
- Lunch Angle 17°
- Spin Rate 1800
<2020-10-24 Trackmanセッションの結果>
Low Point
想定: 18㎝
結果: 12㎝ (4.7 inch)
Launch Angle
想定: 17°
結果: 13.8 °
Spin Rate
想定: 1800 rpm
結果: 2756 rpm
初速
想定: 73 m/s
結果: 70.5 rpm
Spin Loft
想定: 8°
結果:11.9°
Attach Angle
想定:10° 内訳; キック 3°、 アップ角 7°
結果:3.6°
評価
- Attach Angle: 3.6は 教科書では最適といわれている値だが、想定値にかなり足りない。
これは、Low Pointが左にずれているからだ。
- Attach Angle: 想定:10° 内訳; キック 3°、 アップ角 7°
今のシャフトは、ダブルX相当なので、キックが足りない。 シャフトを長く、柔らかくし、キックを4° まで稼ぐ。 アップ角は、Low Point を修正すれば、5°くらいは行けるはず。 これで、Attach Angle 9°に出来るはずだ。
- Spin Loft: これも教科書ならほぼ最適値だが、想定より多い。もっと減らせる。 Spin rateが、Caliculatorより多いのは、打点が低いからだ。
<出典:trackmanuniversity.com>
- Spin Loft 2020-10-24(現状)
Attach Angle-Spin Loft-Dymamic loft 目標
- Launch Angle: 上記Attach Angle に加え、打点を上にすれば、Launch 17°に出来る。
- Spin rate: は、2700 rpmだが、これは平均で、極端に多いもの(テンプラした打球)があるためで、上手打った打球では、2500 prm位。
打点の修正で-300 rpmと、ボールの変更 で-400rpm, これで700 rpm 落として、 1800 rpm.
ということで、HSと初速は今回の最大値48m/s、72 m/s位で、300ヤード以上行けそうだ。
修正事項は以下の通り。
クラブのSPEC&Configuration
- ヘッド: PING G400 MAX 9° => 8° 設定、錘、ビス外して190g
- シャフト: もう一本のAerotec 先 0.75 インチ切り X 相当 <= TDXから抜いたもの
- 長さ 47.5 inch
ボール
- Distance系に変える。 Srixson X2と本間のD1をV1Xと比較して測定する。
スイングのパラメタ
- ボール位置 Low point 左 18 cm
- ティー高さ 6cm
変わらずで大丈夫だ。 が、現場出来るように。現場でLow pointが左にずれないように、打点が下がらない様に、練習を工夫だ。
結論としては、鍵は、初速ではなく、 Low point controlだ。
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