シャローイングの秘密は  オイラー力・コリオリ力 だった。

シングルゴルファーVLOG

Golftat-TV以下の動画の解説です。

シャローイングの秘密は  オイラー力・コリオリ力 だった。

※の説明は以下の通りです。

※1 打者が回転を開始: 角加速度がかかっている(角速度が増加)という事なので、打者自身が極座標系の非慣性系にいる観察者(回転している)となる。なお、「メリーゴーランドの外にいる人」は、慣性系にいる観察者(回転してない)。

※2 慣性力<オイラー力/コリオリ力>: コリオリ力は、物体(ヘッド)が運動しないと発生しないので、回転開始時は、オイラー力、ヘッドが右下に落ち始めてからはコリオリ力が主な慣性力となる。なお、両者は方向が同じ(物体の進行方向の逆)なので、区別する必要はない。

※3 (第一レバー):疑似的に左腕と言っているが、グリップに向心力をかけている方向である。

※4 中心に向け:その時々の曲率の中心。 第一レバーはクランク(背骨ー鎖骨ー肩関節)で引くので、円運動ではない。

※5 「勢い」: グリップ・前腕の運動量のこと。 運動量は、質量X速度なので、「勢い」もベクトル量である。「下げてから振り出す。」は、助走距離を稼ぐだけでなく、「勢い」の方向をスイングプレーンに乗せる意味も持つ。

※6 振りにくい: グリップ回りの慣性モーメントは、1/2X総重量X重心までの距離の二乗 なので、ゴルフクラブは、総重量の割に大きい。スイング開始時のクラブの抵抗感は質量であり、リリースが開始されてからの抵抗感はグリップ回りの慣性モーメントなので、スイング中のこの抵抗感の差がバットやラケットに比べて大きいことがゴルフクラブの「振りにくさ」の正体である。

 


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