300ヤードの扉を開いた、10年来のエースドライバーが逝った。

TDX7.5 2020 シニア de Returns

10月 月例 Aクラス。 Project 56で飛距離を増大した私を見てメンターのSさん、今年から一緒に回ることの多くなったNさんは、目を見張った。 Nさんは前世(10年前、競技に出ていた頃)の私を知らない。6月の月例では、Nさんのドライバーショットは、私より10ヤード出ていた。数か月で50ヤードも飛距離が伸びたのを見て驚くのも無理はない。これもドライバーを2010年に組んで以来絶対エースだった TDX by Golftat  に戻したおかげだ。

この、私自身とまで言える、エースドライバーが逝った。 ソールのフェース側にヒビが入った。

Peoject 56で自分の飛距離を見なおした。 もろもろの検討の結果、ドライバーは結局 TDX by Golftat に戻った。

このクラブを始めて見る人は、6度驚く。

まず、① 長さ。48インチ。競技でこんなのを使う人はまず見たことがない。

次に、② 太さ。ビッグバットというやつで、グリップ下で 200mm径だ。普通のシャフトは、15.3mm位だから異様な見た目である。

③ ロフト。 7.5度。 プロでも使う人はいない。見たことのないブランド。

このあたりで、皆疑念の目を向けるのだ。 なんだこれ。

そして打つ。

④弾道の高さ。

そして⑤飛距離。私は56歳の中肉中背の月一シニアゴルファーだ。あなたと同じ、一日10時間デスクワークに従事するサラリーマンだ。

最後、極めつけがこれだ。

⑥ 値段。 ヘッドは 7000円である。

驚く皆に、私は自慢げに語る。

【Project 56】デシャンポーは持っている。未だ一般に知られていない飛ばしの知見を。

TDX7.5

このヘッドは、FORESTERという会社が版権を買い取って、TEAR DROP ブランドで売っていたヘッド単体のドラコン用のモノだ。FORESTERは2010年に会社を清算してしまい、特価で売り出された。値段とブランドを見て馬鹿にし、買った時も組んだ時も、誰もこれが飛ぶとは賛同してくれなかった。

だけどこいつは俺の手で見つけたダイアモンド。

この球の速さ、アゲインストを引き裂く弾道の強さはどうだ。真後ろから球をツブすかの音と感触。そして何よりの飛距離。300ヤードの扉を開くには、やはりドライバーはこれでなければならなかった。

私の競技ゴルファーとしての、ささやかな栄光も、常にこのクラブと共にあった。

初めて パブリック選手権予選を突破した時、このAerotec シャフトに、TM R580 8.5度のヘッドだった。

[過去掲示板投稿] 2003年度 ◆気まぐれ競技参戦記:パブリック選手権 予選

ようやく世間ではここ5-6年、飛ばすには カルカタ(軽い硬い)と盛んに言われるようになった。Golftatは、20年前にすでにこの結論に到達、この2003年パブ戦予選時のクラブのスペックは、46.5インチ、シャフトはX相当で53g, グリップはWinの巻グリップで、バットエンドは蓋なし。総重量260g、ロフト8.5度だ。

このコンセプトを更に進め、このシャフトをより軽量なヘッドに移植。48インチに長尺化・シナリXX相当、ロフト 7.5度。

弾道に関する知見、バット延長、先切り、スパインマッチ等のクラブの修理・制作技術。全てを注ぎ込んたのが、2010年年末に組んだ TDX by Golftat  なのである。

使いこなすのに手間取ったが、半年後に、クラブの競技で 76 を連続して3回出し、私のハンディキャプインデックスは、5.0になった。2011年の夏、私のHCはこの時が最高であった。

  • Golftat理論の具現化
  • クラブフィッティング、制作・修理技術の集大成
  • 偏執、その実、上から

TDX by Golftat は、まぎれもなく前世の私 Golftatそのものだ。

この10年、数えきれない数のシャフト・ドライバーを買い、バラし、何百通りの組み合わせを試したが、飛距離と初速を求めた時、結局最後はこれに戻った。

自分で創った世界に一本だけのドライバー。自慢の宝物。相棒。私の基本。浮気の旅には出るけれど、最後に帰るべき港。

もう戻る場所は無いんだ。

 

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