[過去掲示板投稿] 2002年度 用品 golfkid 重量と飛距離 飛距離の計算方法

Golftatゴルフ工房

[過去掲示板投稿] 2002年度 用品 golfkid 重量と飛距離 飛距離の計算方法

1584 投稿者:golfkid 投稿日時:2002/10/23 9:48 1582 つづき

アメリカのゴルフコース事情は住宅付随型がほとんどで各自カートを所有しているので勝手にラウンドできるのです。(日本では考えられない程贅沢なことで羨ましいでしょ!笑)

でもこちらにはカラオケバーやスナックはありませんから寂しいですよ、、、

先日息子が私のドライバーを持っていくというのでテストをしたわけですが、、、

タイトリスト975J8.5度X-100ダイナミックゴールドと同モデルで7.5度アルディラXシャフト
ついでにたまに使う230チタン( 9年ぐらい前のもの)Xー100
この3本をテストしたわけですが、今こちらに修業に来ている弟子を落下地点にたたせました。

何十発と2人で打ったことでしょう。
しかしボールはほとんど同じ場所。
勿論当たりはずれがありますから芯をくったものだけで比べたのですが。
弟子曰くほとんどキャリーも同じランも変わらなかったそうです。

カーボンシャフトとスティールシャフトでは30gぐらいは差があるでしょう。
実際ヘッドスピードでは1ー2m/sの差がでるのです。
ヘッドスピード1-2m/sではキャリーで7mー14mぐらい違ってきませんか?

それなのに全く変わらないというのは何故でしょう?
クラブの総重量が重い分だけエネルギーロスが少ないからでしょうか?

私達のスイングはあまりリストを多用しませんから(ハーフウェイダウンで90度ぐらい)リストヒッターよりは軽いクラブの恩恵をうけないことはわかっていましたが、これほどとは思いませんでした。

遠い昔、東大の河村竜馬先生の講義でシャフトの反発力は球の初速に全く影響しないつまり同じスピードで振られたクラブは竹だろうがヒッコリーだろうが同じであるという理論を思い出しました。(またこうもおっしゃっていました「ボールへの衝撃力はヘッドの重量に比例するすなわちヘッドが重いほどボールを遠くに飛ばせる」と)

物理的に解明して頂きたいのですが?
よろしく御願いします。

1604 投稿者:golftat 投稿日時:2002/10/24 0:18 1584 Golfkidさんようこそ:伝説の

おこしくださいました(歓迎)

>アメリカのゴルフコース事情・・・

いいですね。私はアメリカの大学出身でして、懐かしいです。はい。ゴルフ部が超有名なあそこです。数年前にUSオープンを行ったSouthern Hillsの近くの州立大学です。(ゴルフチーム出身ではありません、念のため。)

それと、「ゴルフ大学」を読んでくださっていたとは(汗)・・・kidさんのような方に読んでいただいていたとは光栄です。

>・・・それなのに全く変わらないというのは何故でしょう?

うーん、これは。kidさん相手ですから、ちゃんとした説明をしたいですね。
教授をよんで、出張講義してもらいましょうか。

>東大の河村竜馬先生の講義で・・・

このあたりはまさに「ゴルフ大学」の扱う範疇なので、やっぱり教授に登場してキチンと説明してもらいましょう。

(4ヶ月ぶりに登場か、教授!!伝説のトピが明日復活!!)

1622 投稿者:golftat 投稿日時:2002/10/26 1:15 1582 re:ゴルフ大学終了ですか?>復活じゃ!

教授>何でワシがここにいるのじゃ?

Ⅲ世>えーと、ちょっと難しい質問がありまして、教授に出張講義をお願いしようとおもいまして・・・

教授>バカモーン、何でワシが・・・あ、皆さん、失礼でごじゃった。4ヶ月ぶりのGolfTatでごじゃる。孫のⅢ世がお世話になっておりますな・・・

Ⅲ世>なことはいいんで、GolfKidさんの質問に答えてくださいよ。フロリダのプロゴルファーなんですよ。

教授>フロリダか。これからがゴルフのインシーズンじゃのう。カナダやシカゴの金持ちは冬はフロリダで”避寒”じゃかなのう。フロリダ州内には、1000以上のゴルフコースがあるんじゃ。これは、カリフォルニアを押さえて全米一の多さじゃ!タイガーの家も、ゴルフ殿堂も、ゴルフチャンネルのスタジオもフロリダじゃ。ゲーターズも強いぞ。

Ⅲ世>世間話はいいんで、GolfKidさんの質問に答えてくださいよ。

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ということなんですが。
(続く)

1623 投稿者:golftat 投稿日時:2002/10/26 1:33 1622 ゴルフ大学>kidさん

kid>何十発と2人で打ったことでしょう。・・・全く変わらないというのは何故でしょう?

Ⅲ世>ということで、クラブを変えても球筋が変わらないのはナゼ?と言う質問です。プロゴルファーだから、スイングは確かなはずなんですが・・・

教授>「打ち方とボールの飛び方の要因階層モデル」を復習してみよう。

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@1@ スイングの要素(Pre Swingの要素、In Swingの要素)
@2@ インパクトの5要素
@3@ 飛球の5要素

ボールは打者に対して偏見を持たず、打たれたままに反応する。

@3@ 飛球の5要素
が全く同じならば、全く同じ飛び方をするのじゃ。弾道と「飛行の5要素」は、厳密に一致する。だから、逆に飛び方が同じだっととすると 「飛球の5要素」が同じだったということ。これ以外の因果関係は、無いのじゃ。

だたし、一つの「飛球の5要素」を実現する
@2@ インパクトの5要素
の組み合わせは複数あるのじゃ。

つまり、kid殿が、クラブを変えて打った結果、インパクトの5要素が変わったかもしれないが、結果としての、「飛行の5要素」には、差が出なかったため、同じ飛び方をしたのじゃ。

Ⅲ世>・・・

(続く)

<ますます難解さに磨きがかかった教授!まだまだ続きます。>

1624 投稿者:golftat 投稿日時:2002/10/26 1:50 1623 ゴルフ大学2:飛距離>kidさん

Ⅲ世>もうちょっと具体的にお願いします。

kid>カーボンシャフトとスティールシャフトでは30gぐらいは差があるでしょう。実際ヘッドスピードでは1ー2m/sの差がでるのです。ヘッドスピード1-2m/sではキャリーで7mー14mぐらい違ってきませんか?

教授>7mは変わらないのう。
飛距離の出し方を教えよう。あくまで理論値の簡易計算法じゃぞ。

初速は、HSの1.45倍、飛行係数を3.1として、これに、ランを加えると飛距離じゃ。

例:HS40m/s

初速(m/s)=40×1.45=58(m/s)

飛行係数をかけてヤードに直すと、

(58×3.1)÷0.9=199.8(ヤード)

これにランを加えてば飛距離になる。

飛行係数は、ボールのキャリーは、設計上想定したHS範囲なら、HSに正比例することから逆算された経験値なのじゃ。係数だから単位なしじゃ。
ヘボで3くらい、女子プロでは、3.3位まで出ることもある。多いほど飛距離/初速効率が良いということじゃ。

Ⅲ世>そうすると、1m/sあたり、

(1×1.45×3.1)÷.9=4.99

で約5ヤードということですね。

教授>そういう訳じゃ。

(続く)

1625 投稿者:golftat 投稿日時:2002/10/26 2:10 1624 ゴルフ大学2:エネルギ効率>kidさん

kid>クラブの総重量が重い分だけエネルギーロスが少ないからでしょうか?・・東大の河村竜馬先生の講義でシャフトの反発力は球の初速に全く影響しないつまり同じスピードで振られたクラブは竹だろうがヒッコリーだろうが同じであるという理論を思い出しました。

教授>70年代に「The Serch for the Perfect Swing」という本が発刊された。これは、シーケンスフョトや、「ダブルフラッシュ」撮影等、当時軍事機密スレスレの技術をつかった超科学的な本で、ゴルフ界のみならず、スポーツ界に衝撃を与えたもんじゃった。これだけ金をかけた本は前代未聞で、未だにもっとも良く参照されている本なんじゃ。
で、話しはつきないのじゃが、このなかで、シャフトにジョイントを付け、ヘッドがフリーに動くクラブを作り、これでインパクト前後を撮影した写真がある。
これまでは、インパクト時、シャフトが後ろにシナリ、シャフトが戻る力でボールを前に押しだすと考えられていた。当時のプロたちは、そう信じ、教えていた。
編纂に参加した物理学者たちは、この理論にギモンを抱き、この実験を行ったじゃ。ゴルフは素人でも物理学者や技術者なら、シャフトが戻る時間とインパクトの時間は、ゼロが2つも違うとことすぐ分かるからのう。

結果、インパクト前後で、ジョイントは、動いていなかった。
これにより、インパクトの衝撃に耐え、ボールにエネルギーを与えるのはヘッドの重量と慣性モーメントだけであるということが証明された。

これ以来、「シャフトの反発力は球の初速に全く影響しないつまり同じスピードで振られたクラブは竹だろうがヒッコリーだろうが同じ」と信じられ、グラファイトシャフトによる、軽量化が一気に進むのじゃ。

同時にヘッドでは、高慣性モーメント=ワイドスポットという考えが認知され、ヘッドとシャフトは別々に性能アップの道を進むのじゃ

(続く)

1626 投稿者:golftat 投稿日時:2002/10/26 2:25 1625 ゴルフ大学2:撃心理論>kidさん

教授>これは、当時としては画期的なことじゃ。ここより、科学的なクラブづくりが本格的にスタートしたんじゃ。

しかし、kid殿は

kid>クラブの総重量が重い分だけエネルギーロスが少ないからでしょうか?

と、なんとなく違うなと感じておられるのではないか?

じつは、違うんじゃ。

「インパクトの衝撃に耐え、ボールにエネルギーを与えるのはヘッドの重量と慣性モーメントだけである」とすると、重心から等距離(等慣性モーメント)の、トウとヒールで打った場合、ヒールで打った方が安定するじゃろう。特にアイアンは。マシンで打っても、プロが打っても同じじゃ。上理論では、これが説明できない。

ヘッドの重心とクラブのシンは違うのじゃ。クラブの「撃心」(center of percussion)がシンなんじゃよ。

ワシが、ここでチラッと言っておるが、

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あんまり世の中進まんのう。

(続く)

1627 投稿者:golftat 投稿日時:2002/10/26 2:44 1626 ゴルフ大学3:ヘッド重量と飛距離

kid>またこうもおっしゃっていました「ボールへの衝撃力はヘッドの重量に比例するすなわちヘッドが重いほどボールを遠くに飛ばせる」と

教授>これは、物理的に完全に間違いじゃ。比例(Y=aX)じゃなく、ヘッド重量をMとすると、

M/(M+46)←46はボールの重さ

のオーダーで増減する。

Ⅲ世>オーダーって・・・

教授>初速の計算式はゴルフ科学の基本中の基本じゃ!!
復習じゃ!!

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ということで、正比例ではない。
例えば、220gから215gに減らすと、0.8ヤード減じゃが、180gを175gにすると、1.16ヤード減じゃ。

Ⅲ世>大体比例してますね。

教授>重量が軽い領域では、影響が大きいが、重くなると少なくなる。

実用域では、5g増減すると、1ヤード増減するとおぼえれば良いのじゃ。

kid殿はプロでおられる故、生徒さんたちに説明する機会もあるじゃろう。

より、厳密にしかもわかりやすく理解するため、1g単位で、ヘッド重量-初速-飛距離の変化を計算し、エクセルでグラフにまとめた資料があるので、お送りしますじゃ。

これを見れば、一目瞭然、目からウロコじゃ、フォフォフォ。


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