2022クラブチャンピョンシップ 予選編 [気まぐれ競技参戦記#01] アマチュアゴルフ競技参戦記

気まぐれ競技参戦記

[プロローグ] 復活のGolftat

諸事象により、競技ゴルフを離れて10年。クラブのスクラッチ・クラチャンに参加したのは5年前。Youtube 気まぐれ競技ゴルフ を始めて2年。これまでチャンネル名に反し競技ゴルフネタがなかったのは、競技に参加していなかったからだ。 そして2022年秋。Golftat returns! 今回の競技シーンは、所属クラブのクラチャン。10月第一日曜日 秋晴れ。長い長い予選の27ホールが始まる・・・

1. 再開

予選組み合わせは、昨年度チャンピョンのYさん、5年間4大競技から離れていた私と面識の無いTさん、Mさん。

「Yさん、久しぶり。覚えてますか。」

「当たり前ですよ、Golfltatさん。」とYさん。Tさん、Mさんに「5年前、Golfltatさんが、Kさんを倒してくたおかげで、私は、初優勝出来たんです。」と、初対面のIさん、Mさんに私を紹介してくれる。

「最近は随分活躍しているようで・・・あれから何回(クラチャン)取りました?」

「ここ5年で3回かな。」

「インターは?」暫く離れていたとはいえ、そこは真剣にゴルフに取り組むもの同士、すぐに打ち解けあえる。懐かしい顔ぶれ、そして始めて見る方も意外に多い。みんな、私を憶えていてくれるかな。

2.序盤

クラッチパット。勝負どころの絶対に外せないパット。

1番530ヤードパー5。登り6ヤード、5打目の簡単なチップショットは、3ヤードもショートした。ダフリ気味だったが、思った以上にグリーンが遅い。スティンプ6か(笑) 予選通過ラインから計算すると、予選27ホールの長丁場、パーやバーディを狙うより、ダボをどれだけ減らすかが勝負だ。で、1番でいきなり勝負どころ、クラッチパットだ。

打った。1メートルショート。これは、あり得ないグリーンの遅さのためか、手が動いてないためか。

4番430ヤードは最難関のパー4。ランディングエリアは広いが、左はOBが続く。

このところ練習してきたフェードのセットアップでフェアウェイセンターを狙う。

バシッ。やや左に出た球は、そこから巻いてOBラインを少し超えた。「暫定打ちます。1球目1番、2球目3番。」同じセットアップ。今度はさらに左に出て、完全にOBゾーンに突っ込んだ。

 

3.準備と実戦

8月に名古屋に戻ってから、競技復帰を目指し集中的に練習した。まずは、HC9の力まで戻すべく、キホンを復習した。ゴルフのキホンは、タッチ、つまり距離感だと思う。狙った方向に狙ったスピードでボールを打ち出す能力。で、フルスイングは、あまり練習しなかった。動画ネタのため、昨年までスピードドリルを散々やったため、ヘッドスピードは貯金がある。だけど、ドライバーを広い場所で実際に打つ練習はほとんどしていないのだ。

最近の私は、ドライバーでミスする時は大抵右である。フェードのセットアップは、フェースを開いて構えるので、さらに右に行く。練習場で左に行くことは全くない。でも普段絶対にお目にかからないショットが突然飛び出すところが、競技の面白い所だ。

私は、月例と競技でしかゴルフコースに行かない。今年の月例は、たしか3回不出場だったから、これが8ラウンド目か。ハンディ7は12年前に得たもの、今年の月例も7回の内、3回も100を打っている。1か月集中練習したとはいえ、競技復帰戦でいきなりクラチャンはちょっと無理があったか。

フェースを開いて構えているとはいえ、手が上がっていない。足が固まってトップで体が回り切っていない。ここから振り遅れないように捕まえに行くと、外から入って、そのまま左に行くわな。この試合、期待値は低かったけれど、やっぱり緊張しているのだな。というか私も緊張するんだ(笑)

 

4.俯瞰

自分を俯瞰的に見ることが出来たとき、人はプレッシャーから解放される。

この数年、ドライバーをマッスグ打つ練習なんてしていない。動画映えする高ヘッドスピードスイングの練習しかしなかった(笑)。スピードドリルのように、振り切ってしまえば、振り遅れて右に飛ばすことはあっても、絶対に左には行かないのに。コースでは、特に試合では練習したことしか出来ないのだ。どうせ曲げるなら練習した通りに振っちゃえよ。

足を使って大きく振るようにすると、だんだんとショットが当たるようになってきた。徐々にギアを上げ、5番パー5で初のパー。 2番目に難しい9番パー4でロングパットを決めパー。 13番パー3。8番で、ピン横1ヤードにドスン。バーディ。14番パー5。5W, 9Wとつなぎ、残り150ヤード1.5番手打ち上げ、左足下がり。6番で右足を抜いてノックダウン気味に出す。グリーンセンターに着弾し、左奥まで転がり、ピン横5メートル。スライスライン薄目に打って、連続バーディ。

18ホールが終わった。アウトは後半から調子を上げたものの、目標スコアを10打近く超えた。まあ、月例でも100打つのだから、こんものか。やや難易度の低いインは、バーディ2つ、参加者中ベストスコア。アウトとイン14打差。遊びのコンペなら大波賞確定だ。スコア的には予選通過ギリギリか。しかし希望が見えてきたぞ。

 

5.俺ボール

「ホンマ無くなっちゃったよ。」と、3個目のTW-XをOB付近に打ち込んだ私はぼやいた。同伴みなさんは、タイト、BS、スリクソンである。クラブ競技は1ボールルール不適用だから何を使ってもよいのだが、

「これ、あげますわ。さっき拾ったやつ。」とYさん。ボールに「俺」とネームプリントされているスーパーニューイングである。

「じゃこれで。暫定打ちます。1球目ホンマの4番、2球目 俺の4番」

全員(笑)

Yさん「笑かしに来たか。」

Mさん「誰でも使えるよね。「俺」だから。」

Golfltat打つ。バッシ。

全員「おおー」

その後、数回の暫定を俺ボールで打ったが、ことごとくまっすぐに飛ぶ。ちょっと待てよ、じゃ、最初からこれを使えば暫定を打たなくてよいではないか(笑)

ということで、1.5ラウンド目後半のホールは、俺ボールを使って回った。飛距離も伸びている。

5番パー5。俺ボールは唸りを上げてマッスグに飛ぶ。

Yさん「午前中は、50ヤード位前だったのだけど。」今回は20ヤード差くらいに肉薄している。

Golftat「ボールでここまで変わるのか。 素人はディスタンス系の方がいいのかな。」

Mさん「今日のグリーンの硬さだったらウレタン要らないね。」

他愛のない会話が楽しい。クラチャンの予選は、27ホールの長丁場だから、初対面でもすっかり打ち解ける。27ホール一緒に回れば、その人のゴルフ、良いところ、悪い所 全部が出る。技術も体力も運も実力も全て。

6,7,8番で立て続けに60センチ以内を外し、アウト2回目は、目標スコアプラス3打。予選通過は無理そうだ。

 

  1. 結末

Golftat「皆、意外と悪いね。」

「クラチャンだと皆やらかすし、このグリーンではなあ。」と、6回のチャンピョンである競技委員長のKさん。

Kさんを始め、旧知の他の参加者と言葉を交わす。皆、すぐに私のことを思い出してくれる。

予選通過者は18位まで。同スコアはプレイオフ。18人が来週からのマッチプレイに進める。ラウンド終了した選手の数を考慮すると、私のスコアでも何とか予選通過出来そうだ。

久しぶりの競技参加。楽しかった。思い切り振り切って飛ばした。バンカー越しの柔らかいウエッジを決めた。ロングパットを沈めた。OBも打った。40センチを外した。私の今のゴルフ、良いところも悪いところも出し切った。27ホール目のドライブも飛距離は落ちず、体力的には十分と分かった。終盤でショートパットをミスしたのは、技術的な原因か、脱水症状による集中力欠如か。 スコアに不満は残るけれど、とにかくやり切った。昔競技で争った仲間に再会出来て良かった。皆が私の事を覚えてくれてうれしかった。又、ここの仲間と腕を磨こう。4大競技を戦おう。私は、競技ゴルフに戻ってきたのだ。

薄氷を踏み、予選を通過した。Golftat。次週からのマッチプレイで、並み居るインター選手たちを相手見どんな戦いを見せるのか。気まぐれ競技参戦記、次回「マッチプレイ編」に続きます。

 

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