前回
[Trackman session] PING G425 Iron ディープ・レビュー
で取り急ぎ報告したが、Trackman session 打ってきました合計116球。
今回の目的は、G425アイアンのディープ・レビュー動画のネタ取りが主なのだが、他にドライバーのデータも取ってきた。目的は
- 普段通っている練習場のレンジボールとの初速比較
- ユピテルとの比較
- 最近ここで買っている近所の〇ルフ5のGC2との比較
のためである。
これによって、普段の練習で、より正確なデータからのフィードバックが可能になる。
TPS Trackman Performance Stadio ソフトウェアの データは動画と、EXCELの形式で出力できる。今回は詳しい担当者がいなかったので、EXCELのデータしか取り出せなかった。Trackmanのデータ項目は26位あるのだが、measurement測定値とcaliculation計算値がある。で、このEXCELのデータなのだが、「DATA」と「Report」 シートがあり、「DATA」は計測した生データ、REPORTは、計算値も含めて見やすく一覧にした帳票である。
で、REPORTは、計算値なのだが、計算マクロ残しちゃってるじゃないの。
計測項目の、caliculation計算値の定義は、トラックマンユニバーシティ等で公開されている。
が、一部計算方法が公開されていない項目もある。
このマクロを逆エンジニアリングすることで、Trackman社内の定義や、システムの設計者の思想が分かるのだ。
私が営業パンフ等に載っていない情報をしゃべると、
「Gofttatさんは、関係者でもないのに、何なんでそんなことが分かるんですか?」
とたまに疑われる。 言えない情報源とはこんな感じなのさ。
ここで得られた知見は、先にお知らせした
の連載で逐次公開していきます。
G425アイアン関係は、上の記事でお知らせしたとおり。
他はこれから解析するのだが、現場ですでに気づいたことは、
- 打ち出し角が出ていない
- スピンが過多
これまでの室内GC2計測、ユピテル&動画、過去のサイエンスアイ等の計測、およびコースでの観察と異なる結果であった。
未だ解析はこれからのなのだが、これまで投稿してきた、これ 〇ルフ5でのGC2の測定値が正確なら、
Trackmanだと、300ヤードギリギリになると予想していた。
結果は、ロール込み飛距離の上位10選を取ると
で、スピン過多、打ち出し角度不足とともに、予想と異なるデータが他にもある。 スピンと打ち出し角度については、すでに解決済と思っていたのだが、おかしいのはこれまでのデータか、今回使用した計測器か? 今回のTrackmanが正しいならばやり直しだ。
データマイニング、つまり、データから課題を発見するノウハウ。ここが大事。問題点が特定出来れば、問題の8割は解決したも同じだ。その解決方法も含めプロセスをこの連載
で逐次公開していきます。
例えば解決方法ちょっとだけ教えちゃうと、ドライバーの測定項目で一番重要なのは、Low Pointだ。こんなことあまり聞いたことないでしょ。
久しぶりにワクワクする。数字の塊をみて興奮するゴルファーは私くらいだな。
これであなたもプラス15ヤードかも。
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