試打ネコ きなこ の新製品レポート: テイラーメード SIM ドライバーの巻 「もはや自動運転。SIMドライブにゃ!」
※ このレポートはパロディです。

皆の衆、きなこ だにゃ。吾輩の新製品レポート、今回は
テイラーメード SIM ドライバー
の巻、 さっそく 行ってみるにゃ。
<< まとめ >>
<総合> ★★★★☆
<1. ルックスは> ★★★★★
<2. 飛距離は> ★★★★★
<3. 打ちやすさ&フィーリングは> ★★★★☆
<4. 比べてみると>
- M5/M6の上位互換、「レーンアシスト」付き
- SIMはスライディングウェイト機能による弾道調整機能付き。MAXよりやや低スピン。
- SIM MAXはSIMより大型・寛容、弱ドローバイアス
<5. 適性は?>
- SIM MAXは万人向け、非常に汎用性高し。
- SIMは、打ち分けたい人向け。
- SIM/SIM MAXどちらも右に出て右に曲がる人は辛い。
- SIM MAXよりスライスお助け性能が欲しい方は、米国版 Draw version に期待。
<6. シャフト&セッティングは>
- SIM/SIM MAXどちらもロフトは10.5で十分低スピンを実現
- SIMの 標準シャフトTENSEI SILVERは秀逸、HS44までならオプション不要。
- SIM MAXの 標準シャフトTENSEI BLUEはやや捕まる、弱スライサーと相性良し。フッカー及びスイングテンポの速い人はリシャフト推奨。
- SIM/SIM MAX共に 汎用性高いヘッドのため、オプションシャフトはお好みでどれでもOK。
◆登場人物◆

ゴルフショップ 気まぐれゴルフ の常連。先月のB級月例競技で初の70代を叩き出し、晴れてAクラスに昇進。ますます意気揚がり、更なる精進のためスイング改造と、クラブの更新を思案中。

気まぐれゴルフ カリスマ店員。元競技ゴルファー。

気まぐれゴルフ カリスマフィッター。元クラブメーカー社員。
2020年2月某日。 きなこ のラインに クヌートからメッセージが。

ぬぬ、「ついに、SIM入荷しました♡」と。 これはすぐ 気まぐれゴルフに行かにゃければ。
気まぐれゴルフは、250ヤード250打席の練習場 MMドライビングレンジに併設するゴルフショップである。 試打クラブを広い練習場で打てること、カリスマフィッター ジェームズのワイルドだが確かな技術と知識、美人店員クヌートの的確・丁寧な接客が大評判のショップである。

にゃ、 クヌート!

きなこさん、いらっしゃい。 聞きましたよ、月例で優勝されたそうで。しかも70代を出されたんですって? すごいです!!

いや、いや、それほどでもないにゃ。(デレデレ)

(こんな美人に満面の笑顔で対応されたら ひとたまりもないよな。)

最近熱心に練習されてましたものね。 あっという間に Aクラス入り!! おめでとうございます。

クヌートが吾輩にピッタリのクラブを選んでくれるからにゃ。(ゴロゴロ)

これからは、上級者モデルやプロモデルも選択の視野に入れないといけないですね。

うむ、フィーリングを重視する吾輩としては、全くその通りだにゃ。(ゴロゴロ)

(今日も見事に ころがされているな。)

ゴロゴロ・・・・はっ、ところで、SIMは?

はい、これです。
テーラーメイドSIM/ SIM MAXドライバーは前作 M5/ M6の カーボンクラウン、ツイストフェース、ギリギリインジェクション等の技術を引き継ぎつつ、「イナーシャ・ジェネレータ」 を搭載して空力特性の改善により更なる飛距離を追及したという、テーラーメイド渾身の一本である。
<<ルックス>> ★★★★★ もぐにゃん

Mシリーズは、だんだんチタンの部分が小さくなっていったが、これもそうだにゃ。カーボンの色がシルバーっぽく変わって、とても高級感があり、ますますカッコよくなったにゃ。
ソール面は、でっぱり(イナーシャ・ジェネレータ)が、ただ者でない感を醸し出しているにゃ。

師匠のHさんが、 「上から見たときカッコよく、ソール側は個性的」なのが売れるっていっていたけど、まさにこれだな。

このでっぱり、インパクトがありますね。

<出典:https://www.taylormadegolf.jp/>

ヘッドの後ろを高く、切りあがるようにしたほうが空気抵抗が減るらしいんだけど、それでは重心が高くなってしまう。そこで、クラウンとソールはなるべく軽く作り、後方低いところに重量を集中するために、このカタチになったって話だよ。しかもダウンスイング途中のヘッドの向きを、空力的に考慮してこの角度にしたとか。

にゃるほろ。(ネコだから良く分からない)
ジェームズ M6,M5, SIM, SIM MAXを並べて見せる。
全員 しげしげと見比べる。

色は別として、カタチの差はあんまり、分かんないにゃ。

SIMは、フェース~バックがちょっと短くて右上にボリュームがある洋ナシ形。これは、タイガーの好みを反映させたという話だ。

そういわれるとMAXの方が後ろが広いにゃ。

SIM & SIM MAXは M5/6よりハイバックになって、構えやすくなっていますよ。
きなこ アドレスしてみる。最近のドライバーの傾向にならい、少し右を向くが、ヘッドの右端が極端に下がってはいない。

ほんとだにゃ。 これ、結構構えやすいかも。 クヌート、打ってみた?

まだなので私も早く打ちたいです。きなこさん、 自打席でアップをすませたら、いつもの 2階中央230番打席に来てくださいね。 ジェームズ、 準備よろしく。

ガッテンおけまる。
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きなこ アップを済ませ、230番打席に移動する。230番打席は 気まぐれゴルフの指定席で、CG QUAD が常設されていおり、試打クラブの打球の弾道解析が可能となっている。

SIM, SIM MAXの9度、10.5度、シャフトはSとR, 前作のM6,M5、 それにオプションのシャフトも何本か持ってきたぜ。

こうして明るいところで見ると SIMは高級感があって、とってもカッコいいにゃ。 シャフトは?

SIM MAXの純正シャフトは TM TENSEIのBULE, SIMは、TM TENSEIのSILVERE だ。 SIM MAX から行ってみよう。きなこのヘッドスピードなら S でいいだろう。
きなこ のHSは CG QUAD で42 m/s、飛距離は、230から240ヤードである。
きなこ の練習場での打球は、左&左曲がり 4割、 ストレート 4割、 右&右曲がりが2割 で本人はドロー系と自覚している。これは最近腕の振りが良くなり、球が左に巻き気味だからで、実際は、アマチュアに非常に多い 若干左下に引き込むアウトサイドイン軌道で、潜在的にはスライス系のスイングである。
<<飛距離>> ★★★★★ もぐにゃん

うむ、それでは。
パシッ やや高め、ほぼまっすぐな素直な玉だ。

あれ、ちょっと右かなと思ったけど、まっすぐ行ったにゃ。吾輩のG400よりフラットに見えるんだが、意外と右に行かないにゃ。球速も速そう。

弾道もい感じですね。 ジェームズ、 データは?

HS41.1m/s, 初速58.8 飛距離 235 ヤード。スピンも2600でいい感じだぜ。
パシッ ほぼまっすぐから、ややドロー。

これは当たったにゃ。

HS42.0m/s, 初速61.4 飛距離 244 ヤード。初速・ランチアングル良好。スピンも2500。しっかり捕まったな。
きなこ 何発か打つ。 まっすぐと、左に曲がる球が半々くらいである。

今お使いの G400 より 飛んでる感じですね。

距離は出そうだにゃ。・・・ それでは、にゃんぶり(マンぶり)! ふぎゃ!
パシッ これもほぼまっすぐから、ややドロー。

これは当たったにゃ。

こいつは芯に来たぜ。 HS42.5 m/s, 初速62 m/s 超えた! 飛距離 246 ヤード。

250Y行けるかも!
<<打ちやすさ&フィーリング>> ★★★★☆ ロイヤルカナン

打ちやすさはどうですか?

なんかこれ、ヘッドがこにゃへん(ダウンスインの9時の位置)から、スッとここ(右足の前)のいい位置まで来る。ラージヘッドで、特にアップライトでもないので右に行きそうな感じがするんだが、にゃーぜかちゃんと当たる!

空力が効いているのかな。

ヘッドスピードも出る気がするにゃ。 ここ(ヘッドが腰の高さ)の「スッ」がちょっと不思議な感じだが、クラブが正しい起軌道に戻してくれる感じ。 例えれば・・・、この前のコンペの帰りに乗せてもらったクヌートの車に搭載されていた機構、にゃんだったっけ? 半自動運転っぽいやつ。

えーと、 レーンアシストですか。

そうそう、レーンアシスト。これは もはやドライバーの自動運転レベル2。SIMドライブだにゃ!

レーンアシストか、上手いこと言うぜ。

打音や打感はどうですか?

音はM5/6と同系統のボコってこもった感じ。吾輩は SIM/SIM MAX の方がややクリアで好きにゃ。

大体、プロや上級者はキンキン言うのは嫌がるから、こっちの方が好かれるな。 まあ、こればっかは好みだが。

吾輩は、今使っているG400に慣れているから、もうちょっと高音が響いた方が好きだにゃ。

打感は?

打感は、厚みがあっていい感じにゃ。 昔のデカヘッドみたいに、いかにもドンガラって感じがしにゃい。

最近のテーラーメイドの、安定の打感ですね。
<<比べてみると>>

今度は、SIM行ってみましょうか。
パシッ やや右にプッシュ。

あ、これは戻ってこないにゃ。

(ちょっと、振られている。重いな。)
きなこ SIMを何発か打つが、MAXに比べると球が左右に散らばる。

ちょっと、短くグリップしてみな。
きなこ 短く持つと、打球が安定し始める。

にゃるほろ、これくらいで持つと丁度いいにゃ。

初速は61m/sと結構出てるぜ。

SIMは捕まらないですか?

っていうか、にゃんかこっちは普通。

インパクトファクターは ダンゴボールで1.43 と良いんだが。スピンも2400 rpm位で適正だから、いい弾道でコントロール出来ればSIMの方が飛ぶんじゃないか。

M5/6も打ってみます? M5は、重いオプションシャフトがついているので、M6で。

M6は今一だったのかにゃ?

M6もモノはスゲー良かったんだが、いかんせん昨年はシブコ効果で G410の一人勝ち、影が薄かったんだ。
きなこ M6を何発か打つ。

うーん、距離・方向性は同じくらいかにゃ。

データも、SIM MAXとあまりかわらないかな。
きなこ 何発か打つ。同じような弾道だがSIMより球がばらける。
パシッ 大きく右にスライス。

SIM MAXは、人知れずスイングをアシストしてくれるのだが、M6は振った通りというか、マニュアルだにゃあ。SIMの自動運転感・安心感を知ってしまうと・・・・

M5/6と最高速も操縦安定性も同じだけど、SIMはそれに自動運転付きで安全・安心かぁ。うまいこと言うじゃねえか。SIM/SIM MAXは空力特性だけでなく、重心特性も改善しているから、低スピン性能を維持しつつ、安定性も改善されている。だから安心感を感じさせるのかもしれない。イナーシャ・ジェネレータ、見掛け倒しじゃねえな。
<<適性は?>>

クヌートも打ってみて。

はい。
クヌート SIMをワッグルする。

(ははぁ、ちょっと重いってそういう事ね。)
クヌート 半インチ短くグリップして 打つ。
パシッ。やや高め、ほぼストレート。 170cm の長身とジュニア時代から培われた正統派のスイング。打者本人のスタイル、スイング、弾道のどれをとっても惚れ惚れする美しさである。
クヌート 何発か打つ。

いつもながら いい球を打つねェ。 HS41.5m/s, 初速60.8 飛距離 243 ヤード。スピンも2400。 飛び姿も完璧だぜ。

いいですね。 思ったより振りやすくて、楽につかまります。

SIM MAX行ってみよう。
クヌート MAXを 何発か打つ。高弾道でいい球が続くが、時々強いドローが。

HS42m/s, 初速61.5 飛距離 242 ヤード。スピン 2600。 SIMはニュートラルバイアスなんだが、MAXはクヌートには捕まりすぎるな。MシリーズのDモデルほどの極端なドローバイアス(スライスお助け感)ではないが。

こっちの方がボールが高いです。ヘッドスピードも出る感じ。え、こっちの方がキャリーが少ないの?

うーん、SIMのほうが、ややスピンが少ないからな。CG QUADは、低スピンの場合、飛距離が多めに算出されるんだよ。実際のコースでは、キャリーはMAXの方が出ると思うぜ。トータル距離はラン次第かな。
クヌート しばらく MAXを打ち続ける。
きなこ いつもピタッと決まるフィニッシュの後ろ姿に見とれる。

(うーん、ヒップが細すぎないのがいいにゃ。)

ちょっと、きなこさん、どこ見てるんですか(笑) ちゃんと ボール見てくださいよ。

にゃ、ごめんごめん。
クヌートのグリップはスクエアに近く、プロネーション(フェースローテーション)の多いタイプ。

私は、SIMの方がいいかな。 もうちょっと軽くして。

これシャフト自体はいいんだが、ヘッド重量に対してクラブ(シャフト)が長いから重く感じるんだよ。45.25インチでいいな。(標準は45.75インチ)

ドロー、フェードを見たいにゃ。

じゃ、フェード行きます。
クヌート MAXでフェードを試みる。
パシッ 球は やや右に真っすぐ。

うーん、SIMでやっていいですか。
クヌート SIMに持ち換え、数回ワッグルする。
パシッ 球は ややフェード。

ビミョーだにゃ。

ちょっとトウが重いからな。 錘をドローポジションにしてみな。

え、フェードポジションじゃなくて?

黙って見てな。
クヌート 錘をヒール側にセッティングを変え、打つ。
パシッ 球は きれいな高めのフェードを描く。

あ、これいいわ。

ドローはもっと楽だぜ。
パシッ 頂点のフラットな、緩いドロー。

本当だわ。

どうしてどっちもドローポジションにゃ?

トウ側に重くするのは、プロネーション(フェースターン)が強すぎる人の対処療法なんだよ。あんなの気休めさ。ドローポジションにしてシャフト周りのモーメントを小さくした方が、プロネーションの調整がしやすくなる。で、打ち分けるのが楽になるって寸法さ。

にゃるほろ。

クヌートはミート力が高く、球も自分で捕まえられる。そして球種を打ち分けたいタイプだからSIMがいいだろう。SIMのほうがスピンもやや少ないから、もう少し打ち出し角を上げたらさらに距離も出るよ。
<<シャフト&セッティングは>>
クヌート MAXの9度、SIMの9度を打つ。 散らばりは観察されないが、球は低め。

HS42m/s, 初速61.8 飛距離 242 ヤード。スピン 2200。

10.5度と同じようなデータだけど、トータル飛距離はこっちの方が出ているにゃ。

いや、シュミレータのデータはいいけど、コースでは飛ばない球だな。一般アマがプレイするコース環境は、プロみたいに景気よくランが出ないから。

最近のボールは上げた方がいいって、ジェームズは何時も言ってるものね。

計測器のスピン数は当てにならないから練習場ではあまり気にするな。球は、上がりすぎる位がちょうどいいぜ。 きなこも一応 9度を試してみな。

一応って(怒)
きなこ SIM MAXの9度、SIMの9度を打つ。 10.5度よりも球がばらけ気味である。

うーん、打てなくは無いのだが、最近のボールの性能を考慮すると、もうちょっと上げた方がいいかにゃ。

パクるなよ!

吹きあがるようなヘッドではないですから、きなこさんも私も10.5度でいいかな。カチャカチャできますし。
きなこ MAX10.5を改めて打つ。いい球が続くが、たまに、左から左に巻く球が。

Maxはとても良いんだが、たまに引っかけが出るにゃ。もう少し捕まらないシャフトにしてみたいにゃ。

じゃ、オプションシャフトを試してみよう。この2本は 60g台の中元シナリだ。
きなこ オプションの Tour AD XC-6、Diamana ZF60 を試す。

これはしっかりしていいにゃ。 このシッカリ感に慣れたらさらに叩けるかも。
きなこ Tour AD XC-6 のデータを確認する。

あれ、方向性はよくなった気がするけど、しっかりミートした割には意外と初速が出てないにゃ。
オプションシャフトはどれも少し重すぎるようで、飛距離の点では改善は見られない。

ここにあるのは、全部 60グラム台なので、50グラム台のだともう少しいい結果になると思うぜ。

それに、シャフトは調子の良い時ではなく、調子の悪い時やコースで後半疲れてきた時も考えて、楽な奴を選んだ方がいいぜ。

じゃ、これ。

え、SIMのオリジナルの TM TENSEI SILVER?

MAXのオリジナル(TM TENSEI BLUE)より、こっちの方が左に行きにくいと思うにゃ。

(こいつ、 ヘタなくせにシャフトの感性はミョーに鋭いな。)

やってみましょう。
カチャカチャ。 シャフトを交換する。
きなこ 打ってみる。 いい球が連発。

これこれ、これにゃ!

本当だ(驚)

これで売ってにゃ。

そ、それは・・・・ ウチで別注して Diamana ZFの50グラム台のを挿しましょう。お安くしときます!

また ボーナス先払いにゃ(泣)
ーー 試打ネコ きなこ: SIM SIM MAXの巻 終わり --
<< 採点基準 5 点満点 >> ※ ★6つは特例、通常は出ません。
★☆☆☆☆ カルカン - 中古ショップ まっしぐらにゃ。
★★☆☆☆ フリスキー - 我々(ネコ)が大好きになるように、健康とか味(食いつき性)とかをもうちょっと考えてほしいにゃ。
★★★☆☆ モンプチ - 材料の安全性、栄養のバランス、食いつき性も良いが、今となっては標準レベルにゃ。
★★★★☆ ロイヤルカナン – 素材の安全性、栄養のバランス、食いつき性も大満足にゃ。
★★★★★ もぐにゃん – グレインフリーでヒューマングレードなオーガニック素材。香りと味もタマランにゃ。
★★★★★★ ねこはぐ – 至高の逸品、三昧の境地。何も言うことなし。ネコに生まれてよかったにゃ。
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